Massimoでもお取り扱いのある
「メゾンマルジェラ」
お客様からも良く聞かれる
「タグ」の豆知識をお教えします!
カレンダータグとは?
カレンダータグとは、
マルジェラの服やバッグ、その他のアイテム全般に
ついているマルジェラを象徴するタグのこと。
本来ブランドのタグとは基本的に
ブランドの名前が入っていたり、
ブランドを象徴するマークが
入っていることが多いですが
マルジェラはこのタグ
がカレンダーのようになっています。
※初期のレディースだけの頃は
真っ白のタグもあったとか!
縫い付けられている四隅のステッチ
今や見る人が見ればマルジェラと
わかるディテールですが、
そもそもはブランドネームに囚われず
服そのものを見てほしいという
マルジェラ自身の思いから。
アノニマス(無名・匿名)という
意味が込められています。
なのでこのタグ(糸)を切り取って
着用するファンもいるそう。
初期のMargielaはタグに何も
書かれていない”白タグ”が使われていました。
白タグのアイデアにあまり乗り気ではなかったが、
条件つきで賛成した。
ブランドロゴを付けない代わりに
4つのしつけ糸で
ブランドアプローチをとる事になったそうです。
めっちゃ嫌がったマルジェラさん。笑
ちなみにAKIの担当美容師さんはタグを全部切ってます(笑)
カレンダータグの番号の秘密
メゾンマルタンマルジェラの、
メンズラインがコレクションに加わった
1999年頃から採用されています。
(通称 カレンダータグ 0~23までの数字が明記されているのが特徴)
「なんか見たことある」って
人も多いのではないでしょうか?
マルジェラからメンズラインが加わったことで、
このタグからコレクションラインを
読み取ることが可能になりました。
気づいた人も多いと思いますが、
意味を持たない数字もあります。
(謎過ぎるぜマルジェラさん…)
マルが数字につけられており、
マルで囲われた数字が
その服のラインになります。
彼は”Maison Martin Margiela”の
ブランドをスタートしてから
ショーに顔を出すことはほとんどありませんでした。
なぜならコレクションショーに集まったお客さんは
華やかなモデルを見にきたわけでもなく
デザイナーマルジェラ を見に来たわけでも無い。
服を見に来ている。服が主役である。
というような言葉をインタビューで残しています。
服を見て欲しいという気持ちが
タグを真っ白にさせ四隅を縫うきっかけとなり
今では代名詞のような存在になっています。
では今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!