【VETEMENTS】
世界で最も売れた
女性アーティスト "マドンナ"の
ワールド・ツアー衣装を担当

マドンナ(Madonna)の
デビュー40周年を記念して実施される
ワールドツアー
「ザ・セレブレーション・ツアー」の衣装を、
〈Vetements(ヴェトモン)〉のCEO兼
クリエイティブディレクターである
グラム・ヴァサリア(Guram Gvasalia)
が手掛けていることが明らかになった。

40年間に渡る彼女の最大のヒット曲が披露され
「私のショーでどの曲で踊りたい?」
とSNSで呟くなど、
「彼女がこれまでに行った中で最大のツアーになる」
と米ビルボードに語っている。



マドンナとは

本名マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・チコーネ
アメリカ合衆国のシンガーソングライターである。

【全米シングル・チャートTOP10】
獲得数は歴代最多の38曲。

【全米アルバムチャートNo.1】
獲得数は女性ソロアーティスト歴代2位の8作。

世界で最も成功を収めた女性音楽家であり、
「世界で最も売れた女性アーティスト」
としてギネス記録を保持している。
マドンナがアメリカン・ポップ・カルチャー史上
最高の女性アーティストのひとりであることは
疑う余地がない。



『Instagram』の投稿にて発覚

そんなマドンナが、ワールドツアーのコンサートで
着用する衣装の製作に励んでいる場面を
グラムがインスタグラムにて
投稿したことで今回の事実が発覚した。
グラムは「あなたの衣装をデザインすることは
とても光栄で特権的なことだ」綴っている。



グラム・ヴァサリアはどんな人物

グラム・ヴァサリアは実兄であるデムナ・ヴァザリアと
共にスイスの高級ブランドのヴェトモンを立ち上げた。

クリエイティブな才能に溢れた兄に持ち、
自身は持ち前の経営センスと社会人
になってから築きあげてきた経験を頼りに
なかなか簡単には成功できないパリモード界において
猛スピードでVetementsを
世界的なブランドへと育てあげ、
一躍脚光を浴びるようになった。

兄デムナはBALENCIAGAの
ディレクターに専念するため、
2019年にVetementsを離脱したが、
自身はデザインにおける基礎技術と理論を
学びはじめ3年が経過した2021年末に
ヴェトモンの新たなCEOとして就任し、
現在もVetementsの牽引している。

常に脱構築的な要素を含ませ、
トレンドを超えたデザインにこだわり続ける
彼が一体どんな衣装に仕上げるのか注目が集まる。



突然のワールド・ツアー延期

ワールド・ツアーはもともと
2023年7月15日よりスタートの予定だった。
残念ながら6末マドンナは本ツアーのリハーサル中に
「深刻な細菌感染症」で入院したことにより
ツアーの延期を余儀なくされた。


一時は意識不明の重篤な状態に陥ったが
現在は快方に向かっている。
7月19日にICUで治療後の姿をSNSで初めて
インスタグラムに自身の写真を投稿した。
マドンナは、可能な限り早くツアーを開始したい
としており、公演を欧州から開始し、
北米で締めくくるスケジュールを
検討中であることを明らかにしている。
その衣装を目にするまでにもう少し
待つ必要があるようだが今後の続報に期待しよう。